明けましておめでとうございます。

色々な方から、メッセージや年賀状を頂きましたことをまずはお礼させて頂きます。

また、11日から仕事の問い合わせを頂き、幸先のスタートが切れたことにも感謝いたします。


当社は昨年同様、歯科業界専門看板会社として、①歯科業界・歯科の治療内容の把握 ②日本社会全体の市場動向  ③マーケティングの知識④看板・リーフレット・ホームページなどの集患ツールの体系化などの集患マーケティング情報を発信することで、先生や歯科企業様に「集患マーケティングの戦略パートナー」として興味を持って頂くことができればと考えております。ブログを見て、会って見たいと思って頂くことが、当社の最大の喜びです。



年明け早々にこのような記事を取り上げるのは、どうなのかと思いつつ、この暮れに非常に気になるyahooの記事が出てましたので、ご紹介させて頂きます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081231-00000003-jct-soci


(下記全文流用)


不況の影響で、患者が減る歯科医院が多くなっている。この1年で医院の4割で減少したといい、患者負担が大きいのもネックになっているようだ。義歯を作っても後で来なかったりするなど、歯医者さんもやり繰りに大変だ。
■古い義歯も「修理で何とかして下さい」
  「痛みやしびれといった急性症状以外は、かからない人が多いようです。それも、軽い痛みなら、2人に1人は受診しないという調査結果があります」
全国保険医団体連合会の歯科担当者は、こう明かす。
 このところ、患者の歯科離れは著しい。同連合会によると、20086月の患者数は、前年6月に比べて、「減った」が約4割。歯科診療報酬改定影響の会員調査で分かったことだ。「変わらない」も4割で、「増えた」は、2割弱に留まっている。
  「歯科は、保険に比べて患者の自己負担の割合が高く、高齢者を除けば3割にもなる影響が大きいですね。所得が低く経済的に厳しい人なら、『ちょっとしみるけど、我慢しよう』と思ってしまうようです」
特に、目立つのが、初回以降の受診回数が減っていることだ。例えば、自己負担が高いため、初回で3000円を超えないように歯科医が配慮するとする。そして、もう少し治療をと思っていても、その後来院しなくなる患者も多いという。中には、義歯を作ってあげても来なくなり、医者がかぶるケースもあるというのだ。義歯は、数万円するものもある。
  「義歯は、『新しく作った方がいい』と勧めても、『修理で何とかして下さい』という患者さんも多いようですね。患者側の抑制が進んでいます。しかし、これでは、診療計画が、医学的ではなく、経済的に変更されてしまいます。治療上は、よくありません。負担を軽くするため、保険の適用範囲を拡大すべきです」
■歯科医院は過剰気味で「学生は、確実に獣医に行く」
 患者減少で、経営が苦しい歯科医院も多くなっているようだ。
 歯科医院は過剰気味で、厚労省調査によると、全国でコンビニの1.5倍以上の7万か所近くある。そこに今回の不況が直撃して、患者の足が遠のいたのだから大変だ。
 ミクシィの日記でこの問題を取り上げた千葉県浦安市のニシオ歯科の西尾元秀院長は、こう話す。
  「どこまで本当かは分かりませんが、このところ、雑誌では、『歯科医の5人に1人はワーキングプアかその寸前』『学生は、歯科医と獣医なら確実に獣医に行く』といった記事をよく目にします。不況で、特に低所得者が歯科医の利用を控えているようですね」
患者が減っている歯科医はかなり多いと思っていたという。ミクシィでは、20081218日の日記で、「意外です。(現場の)感覚では60%くらいかと思っていました」と明かしている。
 ただ、西尾院長は、歯科医は、いい悪いに2極分化しているとみる。
  「うちは、歯槽膿漏の診療などあまりお金にならないことをやってきたのが評価され、逆に患者の数が増えています。適当なところはダメですが、まじめにやっているところは生き残ります。逆に言えば、地道な努力をしないと厳しいということですよ」



上記のように今までも取り上げられていた内容ですが、いかに歯科業界を取り巻く環境が厳しいかが端的に書かれています。

恐らくこの文章を見た時にほとんどの方が後ろ向きにとらえると思います。しかし最後に書かれていた文章こそが、これからの道しるべだとは言えないでしょうか。

地道な努力として、必要なことの一つが患者様への情報提供だと言えないでしょうか。虫歯をそのまま放置していると、歯は抜け、そして必要以上に費用が発生する。歯がなくなることは今はいいかもしれませんが、年老いた時に、歯の数が少ない方が、医療費が多くかかっているという現実。お金が払えないからという理由で、先延ばしにしている状況は決して患者様が得することには絶対にならないのです。

やむ負えない状況だと思うかもしれませんが、このことを患者様にしっかり発信できる医院と、しっかり発信できていない医院では大きな差が出ているように感じています。そういう意味では2極化は起きるべきして起きています。


当社は、患者様の目線に立って、歯科医院が的確な情報を提供できるお手伝いをすることこそ、集患につながるのだと確信しています。

そのことを思い出させてくれるような年の瀬の記事を見て、これこそが今年、当社が色々な医院のお手伝いをしながら、最も意識しないといけないポイントだろうと感じたので、敢えて取り上げさせて頂きました。


患者様目線にたって、欲しがっている情報は何かをしっかりと理解することで、患者様が的確に自分自身で判断できる情報を提供すること。このことを意識して、今年も色々な歯科医院の集患マーケティング戦略のパートナーができればと考えております。


今年もご厚誼のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

皆々様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


株式会社Dental Sign

原 裕司

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