新規開業などのご提案をするときに、当社でも判断に迷う広告のひとつが電柱広告になります。

電柱広告を取り扱う東電広告株式会社の調べ(首都圏30km以内居住者対象)によると、接触度は、よく見かける62.4%、時々見かける29.4%、あまり見かけない8.2%と、接触度の非常に高い媒体といえます。

注目度に関しては、注意してみる5.4%、時々注意して見る27.8%、どちらともいえない25.4%、あまり注意してみない34.8%、全く注意してみない6.6%と注意してみているのは、約33%と下がり、年代別にみると、30代女性54%60代男女44%となっている。

電柱広告の接触業種は、質屋・金融機関69.6%に次いで2位が病院・医院で64.0%と業種の中では非常に接触度の高い業種といえる。

電柱広告の利用シーンとしては、

1位 現在地の地番を確かめるのに56.4

2位 医院などへの道案内として 43.2%

3位 知らない町でお店を探すとき 39.0

4位 急にお店を探す必要ができたとき 12.6%

5位 チラシなどのお店の道順を知るのに 11.2%

6位 新規開業のお店などを知るのに 8.8%

電柱広告のイメージは、

・電柱広告の町名・地番表示が役に立つ 92.0

・電柱広告は医院などの道案内として役に立つ 72.6

・電柱広告は街に必要なものだと思う 49.6%

・カーナビがあっても電柱広告があれば親切だと思う46.8%

・電柱広告を見て、医院などにいったことがある 46.4%

・電柱広告を出している医院などの名前は印象に残る 33.6%

・電柱広告を出している医院などは信頼できる 24.6%

・電柱広告は医院などを選ぶ際の参考になる 23.2%という結果になっている。

他の業種と比較すると電柱広告は非常に有効な媒体だといえます。特に医療機関の場合は、地域に密着することが重要になるため、潜在的に医院の存在を知らすことができるのは最大のメリットではないでしょうか?最近は電柱広告にホームページやQRコードも入れることができるため、情報の発信基地としても有効な活躍が期待できます。

また、医院の場所が判りづらい場合は、電柱広告を新規開業時の提案に必ず入れるようにしています。どうしても固定費として月額の媒体料がかかりますから、新規開業の場合は、電柱広告を取り入れる怖さがありますから、慎重に判断しなければなりませんが、開業当初は場所が判らず、チラシを見たりしながら来院することも多く、それでも判らない場合は、悪い印象を与えかねないからです。実際、場所が判らなかったがゆえに、他院に行ってしまうケースもあるそうです。また、開業当初はスタッフの方も慣れている土地ではないことも多く電話などで質問されてもうまく回答できないこともありえます。最初だからこそ、重要な視点だと考えられます。

また、以前話をしましたが、レセコンなどを利用すると、患者様の来院地域の分析が簡単に行えるようになっています。例えば、患者様の少ないエリアの知名度をあげることなどの戦略として、電柱広告を利用するのもひとつの方法だといえます。

日本の道路は法規制上、敷地外のスタンド看板はすべて違法になりますから、医療機関として、コンプライアンス重視の観点からも道路上に掲出できる唯一の広告として、電柱広告は注目できる広告だといえます。


看板・リーフレット・ホームページなどの問い合わせは
歯科業界専門看板会社 株式会社Dental Sign 担当 原 まで
HP:www.shuukan.com
メール:hara@shuukan.com
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は無料現場調査・無料診断受付中

No related posts.