以前のブログでターゲット分析の重要性をお話させて頂きました。


重要な部分を抜粋すると

当社では先生と対話するときに、ターゲットは、診療的側面、設備的側面、立地的側面を考慮して一度整理をします。


診療的側面とは先生がどのような専攻をしてきたのか、また学会に属し、どのような診療スタイルを目指しているのかです。

例えば、入れ歯治療などの得意な先生は、高齢者が多いとか、歯周病やインプラントなどは50代以上が多い、小児歯科はもちろん子供が多いなどなど得意な診療内容でターゲットを判断することができます。


設備的側面とは、医院の立地や院内の設備のことです。医院を作るときにせっかくの費用をかけて作ったものです、ぜひ有効活用するべきだと言えます。

キッズルームやおむつ替え台などや、逆に高齢者の場合、バリアフリーや1階であること、駐車場が近いことなども関係してきます。

逆説的に考えると、ターゲットが明確になっていたり、地域の人口特性上、取り込みたい人口層が判っている場合、この設備に予め費用を投資するのも手段のひとつです。


立地的側面とは、地域の人口特性です。どのくらいの人口層が多いのか、またどのくらい人口がいるのか、昼間人口、夜間人口の割合がどのくらいなのかなどです。

特に既存の医院のリニューアルの場合は、この部分を整理してみるといいと思います。

意外にこの部分に関して、知っている先生が少ないことに驚かされます。例えば、10年以上たっている医院の場合、年配の固定客が増えてきます。そのため、周囲の人口層が50・60代が多いと思われていることが多いですが、実は30代・40代が多いということはよくあります。利用頻度の問題はありますが、もっと若い方が入りやすいイメージを作ることが、より有効な場合といえます。」


診療的な側面や設備的な側面は先生の方でも分析はできます。あとは他の医院と比較したときに、どのような差があるのかを検討すればいいかと思います。


しかし絶対的に分析できているようで、出来ていないのが立地的側面です。

当社でも以前から統計調査を使っていましたが、そうすると範囲は、区単位になります。そのためあまり精度の高い分析ができておりませんでした。

そのかねてからの悩みを解決するために、当社では、マクドナルドで立地調査を担当して、商圏分析の権威である林原先生の監修をもとに作成された「統計てきめん」

を使用して正確な分析を行っております。

http://www.sorb.co.jp/premier/index.htm

もちろん無償での情報提供になります。

このソフトにより分析できるのは、第一次診療圏500m、第2次診療圏1kmの人口数、

5歳ごろの人口数(最大の年齢層が判ります)、昼間人口、夜間人口数、エリアの所得世帯数などが判断できます。

これにより、本当にエリアに適した患者様が来院されているか、特に看板リニューアルを対応する際には、10年以上の歯科医院の場合は、来院している患者様が地域の年齢層より高いことが実際多いです。

また、小児歯科をメインでと言っている割に高齢者が多いなど地域と診療的側面のターゲットの差がしっかり分析されることで、より効率よく提案がすることができます。


ぜひ、地域に根付いた歯科医院を目指すのであれば、地域の患者様の年齢特性をつかんで治療に携わって欲しいと考えております。


ブログ、facebookをお読みの先生方で、地域データを欲しいという先生がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談頂ければと思います。


追伸 本格的にfacebookも始めました。原裕司の名前でやっておりますので、お気軽に友達リクエストして頂ければと思います。

ブログの記事を、facebookに連動できるようにした予定なので、facebookからもぜひブログに遊びに来て頂ければと思います。



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