建物の壁面や支柱を利用して設置される看板を袖看板とか突き出し看板といい、その規格が行政の許可範囲内であれば、行政からも設置が許可されます。

一般的な許可規制は、 歩道の上空に突き出し看板を設置する場合、道路境界からの出幅が1m以下で、路面から看板の下端までの高さが2.5m以上であれば許可できます。 ただし、歩道幅が狭い場合、車道路面から看板下端までの高さが4.5m以上必要となることがあります。また、車道に関しては、道路境界からの出幅が1m以下で、路面から看板下端までの高さが4.5m以上であれば許可できます。

建物から垂直に医院名を掲げることはできるのは、基本的にはこの突き出し看板と、スタンド看板になります。基本的にはスタンド看板は敷地以外に置くことは違法のため、たとえ、1m以内とはいえ、道路にはみ出すことができ、行政の許可を取ることが可能な突き出し看板は、コンプライアンスを重視される医療業界にあいて、とても重要な役割を果たすことができます。

基本的には、以前ブログに掲載した遠視の部分の役割を果たすことがほとんどで、ここに○○歯科医院がありますと歯科医院の存在を知らすのに使用するのが一番だと思います。空いたスペースには、以前なら電話番号が、最近はホームページアドレスが入ることも増えてきています。

よく、ホームページなんか入れても誰もメモらないというお客様がいらっしゃいますが潜在的にあることをわからせておけば、検索するときに対象に間違いなくなる可能性が高まります。最近は、歯科医院を選択する際にホームページで下調べをする患者様が増えてくるので、当社はむしろホームページを推奨しています。

患者様が来院に迷われることが多ければ、一度突き出し看板の見直しを図るといいかと思います。

また、自立式の誘導看板を考えるとき、この袖看板を角パイプとの組み合わせで使用しています。(コインパーキングのP看板はほとんどこの方法)最も廉価な自律看板です。

郊外型の車社会の場合は駐車場告知も重要な役割を果たしますので、ぜひ、利用してみてください。

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