現在の歯科業界において、看板で訴求できる診療科目は、一般歯科・矯正歯科・小児歯科・口腔外科のたった4つしかありません。

しかし実際は歯科の技術の発展に伴い診療の内容は非常に多岐に渡っています。

インプラント・審美歯科・ホワイトニング・予防歯科・歯周病治療・レーザー治療・再生療法・いびき治療・口臭治療・ダイレクトボンディング・PRP・やに取り・噛みあわせ治療・歯内療法(顕微鏡治療)・3mix-mp・訪問歯科・スポーツ歯科(マウスピース)・顎関節症・入れ歯・MIと接着(レジン)などなど、本当に様々な手法があり、患者様のほとんどが全く知らないことばかりだと思います。

患者様が多くの歯科医院の中から選択する時代になった今、今までの看板という告知の手段だけだと伝えることができなかった診療内容を、今後は広報とみなされるホームページ・リーフレット・院内ツールなどを通じて、患者様にしっかりと伝えることが必要になってきます。

また、行政に関しても、去年の4月の医療法改正に伴う広告規制の緩和に伴い、看板に自費治療に関する診療科目も価格を明記した場合は、告知することが可能になるなど、情報を伝える必要性の大切さから考え方が変革してきています。


保険診療に関する診療の技術の向上はもちろんのこと、大学時代からの専門分野・学会の参加・スタディーグループの参加・歯材メーカーなどによるセミナー・国内、海外への研修など、さまざまな診療内容を習得するために、先生方がかけている時間や費用は、本当に大変なものです。

せっかくの知識を患者様に伝えないのは、本当に損失だと思います。

しかしながら、ホームページなどで技法だけを伝えると、患者様には難しすぎて、理解しづらいこともあると思います。プロダクトアウトの一方的な発想だと患者様はその価値を消化できないのです。そのため、診療科目に関しては内容も含め、伝達の方法に関しても十分に配慮が必要だと感じます。

診療科目の内容はもちろんのこと、その内容を踏まえて、どのツールでどのタイミングで伝えるかをしっかり理解できれば間違いなく差別化できる知識になるはずです。

当社では、その内容を理解した上での有効な販促戦略を、先生方に提案するようにしています。




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