今回は団塊の世代について、どのようなマーケットなのかを説明します。

団塊の世代とは1947年〜49年生まれの男女。合計は約674万人。(男性約334万人、女性約340万人)後ろの2年間を延ばして51年生まれまでを含めると、1077万人と1千万人を超える巨大マーケットのことをいいます。これは総人口の8.4%20歳以上の人口の約10.4%を占めしています。

日本では70年に高齢者人口(65歳以上人口)の割合総人口の7%を超え、「高齢者社会」に突入し、その後、94年には、高齢者人口の割合が14%を超え、「高齢社会」と呼ばれるようになっています。

日本の人口は、47年〜49年生まれ(場合によっては、51年生まれまでを含む)の団塊の世代と、71年〜79年生まれの団塊Jr世代のところに集中しています。それらの二つの塊の年齢が高くなることによって、日本全体の人口は、高年齢層に移動していくといっても過言ではないでしょう。

日本の人口の50歳を占める割合は、団塊の世代が50代中盤になった2005年には、40%を突破、団塊JRが50代前半になる頃、50%を突破すると予測されています。また05年の日本人の平均寿命は男性78.5歳、女性は85.5歳であり、まだ伸びつづけています。

団塊の世代マーケットを理解することは、日本の市場を理解するうえで大切な要素なのです。



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