今までのブログでも再三にわたりテーマとして、取り上げてきましたが、歯科医院の看板において、ロゴを使わない場合に、最も歯科医院の雰囲気を伝えることができるのが、色だと思っています。

そのため、カラーマーケティングに関しては、率先して取り入れていくようにしています。

前回は色使いのPOINTについて説明をさせて頂きました。

http://ameblo.jp/shuukan/entry-10117031932.html


今後は色の持つイメージについて何度かに分けて説明をしてみたいと思います。

最近ではカラーリストの方がパーソナルカラーを決めることで、色の持つ力で、人を魅力的に魅せることが、注目されています。

このアメブロのブログでも、多くのカラーリストの方が様々な勉強になる視点を書かれているため、そのブログを参考にしてみるとさらに効果が分かると思います。


その中で今回は高齢者の方を対象に考えた場合、どのような色遣いをすればいいのかについてまとめてみました。


お年寄りは目が弱くなってくると黄ばんでみえるといわれています。そのため、紺を見ていても、グレーや黒に見えてしまうそうです。そのため、年寄りの目にはすべての色が一段落暗く感じられるものと意識するといいと思います。

また明るく、きれいな色の方が見やすいし、うれしいと考えましょう。見やすい明るさのピンク、黄色、黄緑、水色などがお勧めです。青を使うのであれば、明るい青の方がお勧めです。

それ以外の色では明るくすっきりとした赤、元気なオレンジ、ほんとり淡いピーチのようなピンクなどもはげましの色と言われています。

あと、色使いの上で注意しなければならないのがグラデーションです。目が弱くなると色と色との境目が認識づらくなるといわれています。そのため、高齢者を意識した場合、グラデーションは使わない方が賢明でしょう。


蛇足になりますが、段差のあるところに関しては、目立つ色(赤)などでラインを付けてあげると喜ばれます。

ユニットなどの関係で地面を高くしなければならないことが多い歯科医院の場合は、段差ができてしまうことが必然ですので、ぜひ、高齢者が多い場合は、このような配慮をするといいと思います。

また、車いすに関してですが、

車いすの通行に必要な最低限のサイズ80cm

余裕のある必要幅90cm

車いすと歩行者のすれ違い幅150cm

車いすが180度回転できる最低サイズ150cm、

電動車いすが180度回転できる最低サイズ180cmになります。

高齢者が増えてくる歯科医院において、今後は、色と合わせて意識してもらいたい内容です。


今回から何回かに分けてカラーマーケティングについて説明をしていこうと思いますが、ぜひ、色についてご意見などがありましたら、聞かせて頂きたいと思っています。








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